【不動産売却】通行掘削承諾って、なんだ?

2021年05月08日

不動産売却・買取・仲介の役立つ豆知識・情報をブログで発信

今回は【不動産売却・通行掘削承諾って、なんだ?】のお話です。

 

不動産の取引をしていると物件に接道している道路が私道の場合があります。

 

通常、生活するにあたっては特別な感じはしない道路でも不動産業者として取引する際、

 

なんとなく私道だろうと感じて調査してみると思った通りに私道だったという事があります。

 

通行するにあたっては問題のない私道であっても所有する不動産が私道に接しているとあらゆるトラブルの可能性を秘めています。

 

そのトラブルを未然に防ぐために私道の各所有者から通行掘削の承諾を書面にて了承しておく必要があります。

 

日々の生活で私道を通行する事はできても上下水道の引き込み工事や舗装の修復等を行うには私道の各所有者の同意無しで行うとトラブルが発生るる可能性があります。

 

私が取引した物件で印象深い2物件の例を簡潔に紹介します。

 

【私道の所有者が存在しない】

 

10数年前に私道に接道した戸建の売却依頼を頂きました。

 

その物件は7~8年前に分譲された20区画以上の土地に注文住宅が建ち並ぶ住宅街にありました。

 

道路についてはパッと見では公道です。(当時は、そのように感じましたが今見ると違和感を感じます。)

 

ご相談者から正式に依頼を頂いたので登記簿謄本を取得して確認すると接している道路が私道であることが確認できました。

 

その所有者が分譲していた不動産会社でした。しかも、その不動産会社は倒産していました。

 

当然、通行掘削承諾は得られませんので役所に確認して良い方法があれば・・・。なんて思って役所にいきました。

 

役所で担当者の見解としては

 

担当者 「所有者の法人が倒産しているなら何もしようがないから、あまり気にしなくて大丈夫ですよ」

 

私   「えッ?気にしなくても大丈夫?仮に所有者が変わって道路にポールとか設置して通行できなくなることもありますよね?」

 

担当者 「まぁ、可能性はあるけど大丈夫ですよ」

 

私   「それでは役所として公道にする予定とかは?」

 

担当者 「全くありません。」

 

私   「ですよね・・・。」

 

期待はしていなかったのですが役所は何もしてくれませんでした(苦笑)。

 

通行掘削承諾については、どうしようもないので買主様に状況を書面・口頭でお伝えしてご納得して頂き取引は成立しました。

 

【通行掘削承諾?●●円払えば・・・】

 

数年前に取引した物件は近隣に住む大地主の方(以下・私道の所有者)が所有している私道に接していました。

 

地元の不動産会社が買主様を紹介して頂き売買契約するにあたって通行掘削承諾書に署名捺印を頂こうと所有者2名に連絡をしました。

 

1名の方は快く署名捺印をして頂いたのですが、前記の私道の所有者が署名捺印に難色を示しました。事前に連絡をしてアポを取って伺ったのですが、その日には署名捺印を頂く事ができませんでした。

 

事前に買主様側の仲介会社の担当から情報を頂き地元では有名な地主だけど通行掘削承諾等でトラブルになったことはないと聞いていたので不思議に思いながら帰りました。

 

その後、何度か伺ってお話をさせて頂いても署名捺印をして頂けなかったので、私が理由を尋ねたら

 

私道の所有者 「通行掘削承諾の書面にハンコ押してほしかったら●●万円払え」

 

私      「売主様にがですか?」

 

私道の所有者 「誰でもいいよ。領収書はやらないからな」

 

私      「???」

 

結果として買主様は地元の方で私道の所有者から通行掘削承諾を頂いた事が過去にあったので自分で署名捺印してもらうから問題ないということで了承して頂きました。

 

後日談として、買主様側の仲介会社から教えて頂きましたが私が市外の不動産会社ということで私道の所有者は金銭を要求したらしいという事を聞きました。

 

地元の不動産会社じゃないだけで●●万円の通行掘削承諾の署名捺印を請求?(領収書なし)

 

仕方ないのかもしれませんね。

 

【まとめ】

 

私道に接している不動産の取引では通行掘削承諾書の署名捺印が必要になる場合が一般的です。

 

上記の事例のようなケースは例外で、承諾を得ないで不動産取引することは問題を先送りする事となります。

 

買う側にとっても生活するにあたってトラブルが付きまとうような物件になってしまうので購入する際も注意が必要です。

 

 

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