定年退職後にダブルワークで住宅ローン返済。返済期間を乗り越えられるのか? 定年退職後にダブルワークで住宅ローン返済。返済期間を乗り越えられるのか?

任意売却

自宅を売却したくない。しかし、住宅ローンを払いきれない。

所沢市のT様からのご相談です

CASE STUDY 実際の事例

所沢市在住のT様は60歳で定年退職をしてから約10年を住宅ローンの返済に追われていました。

マイホームを購入した時はT様のご家族と高齢のお母様との同居していました。

不動産購入し住宅ローンを借入した時のT様は50代で収入面では返済については問題なくお母様の年金収入から援助を約束されていたので返済については問題ないと思っていました。

しかし、定年退職後に契約社員になり給料は定年前の7割になってまいました。それでもお母様からの援助で凌いでいました。

それから数年してお母様が他界してしまったから大変な状況になりました。

それからは契約社員での収入では住宅ローンの返済が厳しくアルバイトの掛け持ちをして収入を増やす努力をしていました。

T様は40代までは自営業だったので年金は数万円しかなくとにかく働かなければならない状況になってしまいました。

収入 手取り約23万円(年金含む)

住宅ローン返済 14万円

税金滞納 約400万円

上記の状況で住宅ローン終了まで8年ありました。

T様の場合は自宅を売却すれば住宅ローン完済して税金も数百万円納税できる可能性があるので売却する事を提案しました。

しかし、T様としては売却せずに何か良い方法はないかとアドバイスを求められました。

当社としてはセール&リースバックで試算をしましたが家賃や年齢面で良い条件がなかったので改めて売却を提案しました。

ご提案と結果 Suggestions and results

当社は執拗・強引な営業行為は控えているためご相談者が提案に了承して頂けない時は見守るしかありません。

T様からご相談頂いてから3年経過した時に残念な事に債権者から競売を申し立てられていました。

当社から連絡しましたが携帯電話も止められている状況で連絡手段がない状態でした。

ここから憶測・私見となりますが、ご相談時に売却すれば住宅ローン完済・税金滞納の大半を納税する事ができたのですが

遅延損害金発生や税金の滞納額が増額している事もあるでしょうから競売後のT様の生活が楽になるかどうかは不明です。

当社としてはご相談時に少しでも強く売却を勧めれば競売にならずに済んだかもしれないと後悔をしています。

又、T様は70歳以上なので賃貸物件を探すにも年齢制限なので困難になる可能性もあるので大変な状況であることが予想されます。

住宅ローン返済問題は対応が早ければ解決法の選択肢は増えます。しかし、残念ながら「売却しない良い方法」を提案・実行できる方は限りなく少ない、それが現実です。

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