事業再生するために自宅兼事務所を売却してリースバックする 事業再生するために自宅兼事務所を売却してリースバックする

事業再生・事業承継コンサルタント

売上減少・資金繰りを改善し経営を安定させるには

東京都北区在住のT様からのご相談です

CASE STUDY ご相談内容

東京都在住のT様から「自宅兼事務所として長年使ってきた自社ビルを所有しています。鉄筋コンクリート造の4階建で、1〜2階が事務所として使用して3〜4階が自宅という形で利用してきました。立地も良くも利便性が高く、できればこの場所を離れずに事業を続けたいと考えています。
しかし、コロナ禍以降、受注が減って売上が大幅に落ち込み、現在は金融機関からの借入返済をリスケジュールしてもらっている状態で銀行からはこれ以上の追加融資は難しいと言われており、資金繰りがかなり厳しくなってきています」というご相談内容でした。

このままでは経営状態が上向くこともなく経営破綻しかねず、なんとか事業を立て直すために現金を確保したいと考えており自宅兼自社ビルを売却する事を検討していると相談されました。

ただ、自社ビルを売却してしまえば、事務所も自宅も移転しなければならず、その手間や費用、精神的な負担も大きいです。

正直、どうすればいいのか悩んでいるというのがT様の悩みであり本音でした。

T様としては、自社ビルを売却しても今の場所で仕事や生活を続けられる方法はないか、そして、経営状態が回復したら自社ビル兼自宅を買い戻したいと希望されました。



CASE STUDY

弊社からのご提案

1. 現在の資産と負債状況をヒアリング
まずは、金融機関への借入額、滞納の有無、物件の評価額、収支バランスなどを詳細にヒアリング。
自社ビルにはまだ2,000万円の残債があるものの、評価額は約8,000万円と判明。

2. リースバックの活用を提案
物件を第三者に売却し、そのまま賃借人として建物を使用するリースバック方式をご提案しました。

リースバックのメリット

●売却によりまとまった資金を得られる(借入返済+事業資金の確保)

●引越し不要、今の場所で仕事も生活も継続可能

●将来的に買い戻す選択肢も残せる

解決までの流れ

Step1:金融機関との調整
残債2,000万円については、売却代金から一括返済する方針で合意。
任意売却ではなく、通常の売却として進めることが可能でした。

Step2:投資家とのマッチング
リースバックに理解のある不動産投資家とマッチング。
賃料や契約条件について丁寧に交渉し、売却額7,500万円で契約成立。

Step3:売却完了 → リース契約締結
売却代金から借入を完済し、残りの資金は運転資金と事業再構築に活用。
そのまま建物に住み続けながら、事務所も継続して使用可能となりました。

解決後のご相談者のT様の声

「正直、もうこのビルを手放すしかないと半ば覚悟していました。金融機関からの借入も残っており、事業の資金繰りも限界に達していて、銀行からは追加融資も断られ、これ以上どう動けばいいのか分からず、毎晩眠れない日々が続いていました。
そんな中で自社ビルのリースバック”という方法があることを初めて知りましたが、最初は半信半疑でした。でも、詳しく説明を受けてみると、売却して資金を得ながらも、今まで通り自宅に住み続けて事務所もそのまま使えるということで、本当に救われた気持ちになりました。
自社ビル兼自宅を売却したことによって得た資金で、まずは借入を一部返済して信用を回復させ、その後、以前から構想していた新しいサービスにも着手できました。その取り組みが少しずつ成果を出し始め、受注も回復基調に入っています。
なにより、家族に負担をかけず、引越しもせずにこれまで通りの生活・仕事を続けられていることが本当にありがたかったです。オフィスの移転や新しい住まいの確保というストレスを抱えずに済んだのは、精神的にも非常に大きかったですね。
もしあのとき、リースバックという選択肢を知らなかったら、事業を畳んでいたかもしれません。今こうして事業を継続し、再起を目指せているのは、あの決断と支援のおかげです。」

リースバックで事業再生を目指す方へ

よくあるご相談
●売却したら退去しなければならないのでは?
→ リースバックならそのまま使い続けることが可能です。

●借入が残っていても売却できる?
→ 可能です。債権者との調整を行い、任意売却や通常売却として進められるケースも多くあります。

●将来、買い戻すことはできる?
→ 契約条件次第で「買戻し特約」をつけることも可能です。

まとめ:自社ビルのリースバックは事業再生の有力な選択肢

自社ビルを保有している経営者にとって、資産を活かして資金を確保するリースバックは非常に有効な選択肢です。
特に、自宅と事務所が同居している場合には引越しや移転のコストや負担を避けられるのも大きなメリットです。

「事業を立て直したいけど、自社ビルを手放すのは抵抗がある…」
そんな時こそ、リースバックという柔軟な手法を検討してみてください。

私たちは、お客様の事情に寄り添いながら、最善の方法をご提案いたします。

【お知らせ】事業再生をお考えの方へ 〜自宅兼事務所・自社ビルのリースバックで資金調達を〜

資金繰りにお悩みの経営者さまへ。

「銀行融資が受けられない」「事業を続けたいが現金が足りない」「自社ビルを手放したくない」
そんな時こそ、「リースバック」という選択肢をご存じですか?

当社では、自宅兼事務所や自社ビルを売却しながらそのまま使い続けられる仕組みを活用し、事業再生のサポートを行っています。

✅ リースバックを活用すると…
●今の場所で事業も生活も継続可能

●売却資金で借入返済・運転資金を確保

●将来的に買い戻すことも可能(条件による)

●引越し不要で社員や家族への影響も最小限

実際にこの方法で、事務所兼自宅を売却しても移転せず、事業再建に成功されたお客様の事例も多数ございます。

「もう事業継続は難しいかもしれない…」とお悩みの方、まだ手はあります。

秘密厳守ですので、まずはお気軽にご相談ください。

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