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【不動産売却】何十年も空き家を放置にしておくと近隣から嫌がられますよ

今回は「何十年も空き家を放置にしておくと近隣から嫌がられますよ」のお話です。

近年、長期間に渡り空き家を放置している事が問題になっています。

様々なサイトで空き家を放置するリスク・デメリット等の情報が発進されていますね。

空き家を放置するリスクとしては衛生面や治安・周辺環境等がありますが、このようなリスクのある不動産を放置している所有者への周辺住民の方からの悪評は避けられません。

私は売却物件をお預りすると近隣の方にご挨拶に伺います。

その際、近隣の方からは様々なご意見を頂きます。

空き家の状況にもよりますが、かなり厳しいお言葉を仲介業者の私に浴びせられる事もありますので積年の思いがあるのでしょう。

厳しいお言葉を頂くようになった物件の多くは解体工事をしなければならない状況になっていますし、買い手によっては確定測量が引渡しの条件となります。

確定測量については、隣接している地権者の方々の境界確認の立合いをして署名捺印を頂いて完成するものです。地権者の方々の理解を頂かないと成立しないのですが、空き家を放置することによって恨みに近い思いを抱かせてしまうと地権者によっては署名捺印をすることを拒むケースがあります。

解体工事についても騒音や粉塵で近隣に迷惑が掛かりますのでクレームは避けたいものです。近隣の方々の状況によっては、私は解体業者の担当者と工事前の挨拶に伺うこともあります。

このように空家を放置することによって近隣からのクレームや協力を拒否されることによって、本来であれば売却できる物件でも売却が困難になったりしまいます。

空家の放置は、所有者本人が思っている以上に近隣の方には不安や不快な思いをさせてしまう事になります。

空き家しておく理由があり、数か月に1度でも掃除に来ているのであれば近隣の方々の理解は得られるかもしれませんが、数十年間も空き家を放置していて迷惑を掛けているようであれば理解されることはありません。

もしも、近隣への後ろめたさの気持ちから空家の売却を諦めて放置しているのであれば可能な限り早く対処された方が良いですよ。

自分自身の年齢や体力を考えたら近隣への挨拶や売却先の不動産会社を探す事も難しくなりますからね。

このように空家を放置していて売却する事に躊躇している方はお気軽にご相談下さい。

誰かに思いを伝える事によって気分が晴れて引っかかっている物が取れて前向きになるかもしれませんよ。

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