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不動産の買取に疑問・不安を抱いている方は読んで下さい

今回は「不動産買取について」のお話です。

不動産買取と聞くと「不動産を安く売らされる」「不動産会社に騙されそう」なんて事を聞く事があります。

このような「不安」「疑問」を不動産買取をしない不動産業者から説明させて頂きます。

不動産買取は安いと言われる事が多くありますが、安いというからには比較対象があっての事です。

一般の方が把握できる不動産の相場価格と比較して安くなってしまうと思われるようですが、その相場価格よりも坪単価が安くなってしまうのは仕方ない物件もあります。

例えば一般的な住宅街で1宅地の敷地面積が30~40坪の地域があるとします。一般消費者の取引価格の坪単価は平均40万円だとします。

その住宅街に隣接している地域で500坪の土地を売却しようとする場合の売却価格はどうなると思いますか?

坪単価40万円×500坪なので2億円?駅近の商業地域なら一括で購入してビルを建てるケースもありますが、住宅街だと宅地分譲する事が一般的なので500坪で12~13区画に土地を区割りして造成しなければ商品になりません。

それには多額な費用が掛かります。開発許可申請費用・造成費用等を掛けなければ商品になりません。

物件によっては高低差がある場合は擁壁を作らなければならないと開発行為の許可が下りない事もあります。

それに不動産を買い取った業者はビジネスとして商品化した不動産を売却して利益を出さなければなりません。

これらの費用・利益等を上記の坪単価40万円で売場契約を交わしたら、造成費用等の経費を上乗せしてしまったら市場価格によりも高い価格設定をしなければなりません。

結果的に一般消費者の取引価格の坪単価よりも低い価格で買い取りえおせざるを得ない事になります。

製造業では、ロットが大きくなれば単価が下がりますよね。それと同じです。

それでは戸建やマンション(区分所有)は?という疑問もあると思います。

これは「時間」と「状況」ですね。ちょっとザックリ過ぎますかね。

「時間」については、買替えする時には購入したい物件がある場合は一般向けに仲介で売却していたら物件が無くなってしまうので不動産会社に「買取」をしてもらえばスムーズに売却・購入が進みますよね。売却・購入をする所有者にとっては購入する事がメリットな訳ですから時間を掛けずに素早く売却という事になります。

「状況」については、物件の状況や所有者の状況です。所有者の状況は「時間」と重複するので省略します。

物件の状況については、例えばペットが壁や床をボロボロにして高額なリフォーム費用と工事に時間が掛かるよう物件は最近では非常に売却しづらいですね。

購入希望者が物件を見てボロボロの室内を見て「是非、買いたいです!!」と思うような物件は稀です。それこそ「相場価格」よりも極端に安いか駅近等の好立地でない限り、ボロボロの状態で購入意欲が湧く事は少ないですよね。

しかし、低く価格設定をすれば不動産会社が買い取る価格に近づきますので価格とタイミングが難しいです。

自動車の売却と同様に事故・修復歴があったり事故したままの状態で売却する時、丁寧・綺麗に使っていた同じ車と同じ価格ではありませんよね。それと同じだと思ってください。

不動産買取というと「騙された」「安く買い取られた」と思う人いるようですが、決してそうではなく物件の状況や所有者の状況によって「買取」による売却をせざるを得ないという事です。

しかし、残念ながら大手・中小問わず不動産会社・営業マンの中には物件について難癖をつけて安くさせて不動産買取を勧める事があるようですが、こうなると騙されたと思っても仕方がないと思います。

弊社は、ご相談者の状況・希望をヒアリングして「仲介」「買取」の説明をしてご理解を頂き順序立てて不動産売却プランを提案します。

さいたま市桜区のワイズエステート販売株式会社は不動産売却に特化しています。

市街化調整区域の不動産売却や相続した古家・ゴミ屋敷状態で売却できない空き家問題にも積極的に取り組んでいます。

又、任意売却で不良債権化した不動産の売却や、事業再生コンサルタントとして倒産・経営難に悩む経営者からのご相談も承ります。

対応エリアについては、全国対応しておりますので気兼ねなくご相談下さい。

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