
今回の解決相談事例は、埼玉県内の市街化調整区域にある約1000坪(約3,300㎡)の農地を売却していというご相談を紹介します。
農業従事者ではない親族が市街化調整区域の農地を相続して複数の不動産会社に相談しても「市街化調整区域内の農地は売却が難しい」「建物が建てられないので活用方法がない」「農地転用のハードルが高くて取り扱えない」などと断られ続けてしまったら心が折れて諦めてしまいます
近年、このようなお悩みを抱えているご相談者から、当社に「市街化調整区域の農地を手放したい」というご相談を多く頂いております。
弊社としては、このようなご相談を頂いた際には現地調査と役所調査を実施して、農業振興地域内か否かや農地区分を確認して接道状況やインフラの状況を鑑みて売却の可能性を見極めます。
今回の解決相談事例の農地は公道に6m以上接道しており、農青地ではない地区分も第2種農地であることから、事業目的での農地転用が可能と判断できたため、すぐに周辺の立地条件を再分析しました。
物件の環境については、隣接する工業団地に拠点を構える運送会社や建設会社にヒアリングを実施したところ、「トラックを駐車するスペースが足りない」「資材置き場としてまとまった土地を探している」といった現場ニーズが数多く存在していることが判明し、それら企業へ向けて農地を事業用地として紹介して成約に至りました。
所有者様からは「本当に感謝している。あのまま放置していたら固定資産税だけがかかり続け、維持管理でも体力的にも精神的にも負担になっていた」とのお言葉を頂きました。
市街化調整区域内の農地売却に成功した実例として、同様に農地の売却や活用方法でお困りの方へ向けた解決事例ブログを今回新たに公開いたしましたので、「農地を売却したいが買主が見つからない」「市街化調整区域の土地の使い道が分からない」「農地転用の手続きや可能性を知りたい」といった方は、ぜひご覧ください。

「市街化調整区域だから」とあきらめていませんか?

「市街化調整区域の農地だから売れない」「不動産会社に相談しても取り扱ってくれない」「転用できるのかも分からない」――そんなお悩みをお持ちの方へ。
当社では、単に売却先を探すだけでなく、立地・農地区分・接道状況・行政条件などを詳細に調査し、近隣企業や事業者とのマッチングによる活用提案を行っています。
実際に、複数社に断られた1000坪の農地を、トラック置き場として活用したい企業とマッチングさせ、5ヶ月で売却を成功させた事例もあります。
市街化調整区域でお困りの農地があれば、ぜひ一度ご相談ください。
売却できない理由ではなく、「どう活かせるか?」を一緒に考えましょう。