少し前の新聞で【認知症の人 不動産売買に壁】という記事が掲載されていました。
その記事では、「不動産の所有者が認知症になった時に不動産売却を売却する時に所有者自身の意思表示が必要であって、その意思表示ができない状態での売買契約は無効になる」という事を知らない人が多くいるという内容です。
高齢化社会の日本では、高齢者・認知症の方の不動産売却が増える事が予想されます。
不動産売却には「所有者の意思表示が必要」という事を知らなければいけないですし所有者に意思表示能力がない場合は後見人制度等を利用して不動産売却ができるという事を知っておかなければなりません。
記事の中には成年後見人制度の他に任意後見人制度や家族信託での対応についても書かれていました。
これらの対策は認知症になる前に準備をしなければならない事から、親から子へ伝える事も子から親へ伝える事も躊躇しまいがちですが問題が起こる前に準備する事はお互いを思いやる気持ちがあれば難しい事ではないと思います。
近年、弊社に不動産売却のご頂く方の多くは60歳以上です。
その多くの方々は
不動産の維持費が負担になって後見人制度を利用する方
相続した親族に迷惑をかけないように元気なうちに不動産を売却して現金化しておこう
高齢になって不動産を維持していく事が困難になっている
このようなご相談内容が大半です。
記事には認知症になった親族の介護費用を捻出するために不動産を売却したいという相談が増えているそうですが、不動産を所有していて収益があれば良いのですが、所有しているだけですと維持・管理が負担になってきます。
「不動産売却」＝「高額売却」という風潮や買取から再販売をして多くの利益を上げる事が目的の不動産会社が多くありますが、弊社は不動産の売却において「不安」「困った」という気持ちが先行して売却する事に踏み切れない方へのサポートができる不動産会社を目指しております
高齢だから不動産の売却は難しいと思っている方や不動産の売却について困っている方は気兼ねなくご相談下さい。
さいたま市桜区のワイズエステート販売株式会社は不動産売却に特化しています。
市街化調整区域の不動産売却や相続した古家・ゴミ屋敷状態で売却できない空き家問題にも積極的に取り組んでいます。
又、任意売却で不良債権化した不動産の売却や倒産・経営難に悩む経営者からのご相談も承ります。
対応エリアについては、全国対応しておりますので気兼ねなくご相談下さい。