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不動産屋さんの独り言~2026年不動産バブル終焉?

不動産屋さんの独り言~2026年不動産バブル終焉?

こんにちは
ワイズエステート販売株式会社です。

早速、表題の内容からお話しますかね。

「最近、港区のマンションで5000万円も値下げした物件が出た!」なんてニュース、耳にした方も多いんじゃないでしょうか。

最近まで「都内のマンション価格1億円超。バブル崩壊以降、最高額更新」みたいな内容のニュースがテレビやネットで見受けられましたよね。

まぁ、テレビやラジオなんてメディアはスポンサーあってナンボの業界ですから、様々な忖度があってリアルなニュースなんて流せないでしょうから、実際の不動産市況なんて報道できませんよね、と思っていたら、日経新聞やブルームバーグが都内のマンション価格のリアルな情報を発信しましたね。

このようなニュースが出回ると「ついに不動産バブル崩壊か?」なんて煽る声も聞こえてきますが、不動産屋からすると、ちょっと見え方が違うんですよね。

まずは「今更、そんな話?」みたいな感じは否めませんよね

目次

5000万円値下げの正体は「暴落」じゃなく「適正化」?

「5000万円も引くなんて、地獄の始まりだ!」なんて騒がれていますけど、これ、冷静に考えると「もともとの値付けが強気すぎただけ」というケースがほとんどなんです。

この数年の、都心の中心5区界隈は、ちょっと感覚が麻痺していました。
本来の価値が1億5000万円くらいの部屋を、「今なら勢いで売れるかも!」と2億円で出してみる。
景気の良い時は、ラッキーパンチ的な感じで買手が付く事あったと思いますが、さすがに買い手も賢くなって、半年売れ残る。

そこで5000万円下げて、ようやく相場通りの1億5000万円に戻った……。

これ、「暴落」というより、ただ「適正な価格に帰還した」だけなんですよ。

でも、ネットニュースやAI検索(SGE)では「大暴落!」と書いたほうが注目されますからね。情報の表面だけ見てパニックになるのが、一番もったいないんです。

不動産に「相場」がある限り、波があるのは当たり前

そもそも、不動産に「相場」という言葉を使っている時点で、価格が上がったり下がったりするのは当たり前の話なんです。

株だって、ずっと右肩上がりなんてことはあり得ませんよね。
不動産も同じで、上がりすぎれば「高すぎて買えない」という人が増えて、ブレーキがかかる。そして、価格が調整される。この繰り返しです。

2026年は、その「調整の波」が来ているだけ。
「不動産価格に『相場』がある限り、上がり下がりがあるのは自然の摂理」なんです。
「バブルが終わった!」と絶望するのではなく、「今はそういう時期なんだな」と冷静に波を読む。それが不動産と付き合うコツですよ。

「抵当権抹消」という、笑えない出口戦略の話

ただ、笑い事で済まないのが「抵当権という権利」の問題です。

現金で不動産を買えるような富裕層は「抵当権」なんてことは問題にならず「少し損しただけかな」なんて感じで終わるのでしょうが、そうでない人は、これから売却しなければならない状況になった時には難儀ですね。

元ネタのブログで「地獄」と言われていたのは、まさにここ。

家を売る時は、銀行から借りているローンを全額返して、この抵当権を消さなきゃいけません。でも、2026年の今、高値づかみをしてしまった人は、こんな状況に追い込まれます。

  • 1億8000万円のフルローンで購入。
  • 相場が落ち着いて1億3000万円でしか売れない。
  • でもローン残高はまだ1億6000万円ある。

この場合、家を売るために「手出しで3000万円」を銀行に払わないと、抵当権の抹消をしてもらえず名義変更すらさせてもらえません。「家を手放したいのに、大金を払わなきゃいけない」。これがオーバーローンの恐ろしさです。

最近になってマンション価格を5000万円下げてでも売却した所有者は、実は「これ以上傷口を広げないための、賢い損切り」を選んだのかもしれません。

現場からの独り言:2026年、どう動くのが正解?

「じゃあ、もう不動産は買わないほうがいいのか?」と言われれば、そんなことはありません。 ただ、「買えば誰でも儲かるボーナスタイム」が終わっただけです。

この事を確実で間違いないとは言い切れないですが、少しだけ雰囲気が変わり始めましたからね。
まぁ、確実に間違いないなんて言えたら不動産屋さんなんてやってませんからね(苦笑)。

これからは世間の「バブル崩壊」という煽り文句に右往左往する前に、まずは自分の物件がいくらで売れるのか、ローン残高と照らし合わせて「現実」を見ておくこと。

それが、この波を乗りこなす一番の護身術です。

これだけは言っときますが、政府や役所の政策だったり銀行の言っている事を信じたり真に受けたりすると痛い目に合いますからね。彼らは「無責任」ですから、人が困っている状況でも「自己責任」ですよねと言い切るような人間達ですから。間違ってはいないですけど、あてにしない方が良いという事ですね

不動産屋さんから一言: 相場は生き物です。上がれば下がるし、下がればまたチャンスが来る。大切なのは、自分の出口(売却)を、人任せにせずシミュレーションしておくことですよ。


さて、今回はこんな感じでお終いです。

ご興味がございましたら元ネタのブログも読んでみてください。

著者プロフィール
山中 賢一(Kenichi Yamanaka)
ワイズエステート販売株式会社 代表取締役
不動産売却専門 兼 廃業・事業再生コンサルタント

埼玉県さいたま市を拠点として、全国の複雑な不動産問題を解決に導く不動産屋さん。
大手不動産会社やFC店で「売却不可」と断られた市街化調整区域、権利関係が複雑な訳あり物件、相続トラブル等の売却において圧倒的な実績を持つ。

また、提携法律事務所との強固なネットワークを活かし、廃業・倒産に伴う法人名義の不動産売却や、資金繰りに苦しむ経営者のための資産整理・再生スキーム構築を得意とする。単に「不動産の売り買い」だけでなく、任意売却や債権者・行政との折衝・交渉、弁護士と連携した法的措置を伴う出口戦略まで、金融・法務・実務の三位一体で顧客の「後悔のない選択」を支援している。

ワイズエステート販売株式会社
「他社で断られた案件」「銀行交渉が必要な売却」など、出口の見えない不動産のご相談を承ります。法務・金融の視点から、あなたの資産を守る「最適解」を提案します。

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